株式会社heart relation

細やかなこだわりを感じる“heart”表現

Messageセクションでは、企業名でもある“heart（ハート）”モチーフを背面に重ねて印象を強めています。スクロールとずらしたような動きは、ハートがふわふわと浮かんでいるような心地よさを感じます。流れるような曲線のハートを部分的に使用にすることで、可愛らしさに偏らず洗練された世界観に仕上がっています。マウスカーソルもハートになっていて、クリック時のはじけるよう動きにも思わずときめいてしまいます。

ハートモチーフとあわせて印象的だったのが、背景にうっすらとひかれた縦のステッチ。洋服の縫い目を想起させるようなラインが美しく、ものづくりの細部までこだわる企業であることが伝わります。

キービジュアルを使用しないファーストビュー

商材のビジュアルを敢えて使用せず、タイポグラフィを主役としたファーストビュー。他ブランドと異なる独自性を表現し、メッセージの印象を強めていると感じます。 「箱をあけたときの、あなたを思い浮かべてつくっています。」というキーメッセージにあるように、両脇のシェイプでコンテンツを挟んだ窓のようなデザインは“箱をあけたときの喜び”を表現しているようにも思えます。奥ゆきも生まれ、その世界観に惹き込まれていきますね。

じんわりと温度感を感じるグラデーション

フッターにかけて、背景色がうっすら透過するように切り替わります。グラデーションを強く意識させないほどのじんわりとした表現がトレンド的で、温度感を感じるデザインです。代表取締役のメッセージにも「heartは心臓。」とあるように、どこか熱量を感じる表現もこの企業ならではだと感じました。