ポイント
見えないものを視覚的に表現
作業員、発電機、そして鹿児島の豊かな自然の中にある都市の風景といった、事業をイメージさせるシーンを背景に、コピーを少し控えめなサイズで、中央に印象的に配置したファーストビュー。派手ではないけれどしっかりと暮らしを支える、エネルギー事業の存在感そのもののように感じました。
また、漂っては消えるたくさんの四角いモチーフで、「電気」という目に見えないものを、視覚的に表現しているのかなと思います。モチーフが白であることや、動きが活発すぎずふわっと柔らかいので、クリーンで環境に優しそうなイメージも連想できます。
ダイナミックに写真を使ったレイアウト
事業紹介のセクションではかなり大きめに写真を配置していて、ダイナミックな印象があり、それぞれの事業の規模の大きさを感じさせます。
一方でテキストは、装飾やジャンプ率も控えめで、文字間もゆとりがあり、読みやすくて安心感があります。ダイナミックさと安心感が、上手く両立されていると思いました。
採用ページのワクワク感
採用ページだけは、他のページとちょっと毛色が違います。
斜めにカットされたKV、凝ったデザインのコピー、動きのある英字タイトルの配置など。デザイン性があり、安心感よりも、活動的な印象やワクワク感が感じられるデザインになっています。
サイト全体のトンマナを踏襲しつつも、就活生というターゲットに向けたアレンジの仕方が、とても参考になります。
作品と共存する展覧会のデザイン